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2020/07/06

コースティングモードって何・・・?

皆様、こんばんは。!

雨がしとしと、ムシムシしてますね、私は、ジメジメは苦手です。

梅雨明けが待ちどおしいのは、私だけでしょうか・・・

本日は、私が使用しているTouran TSI HLの機能についてのお話です。

私は、燃費を稼ぎたいため走行選択モードで、エコモードを選択して使用しています。

では、運転していると、センターディスプレイに良く表示がされる、コースティングモードってどんな機能でしょうか?

ディスプレイP_20200706_171735_vHDR_On (2).jpg

エアコンディスプレイの左下の、MODEスイッチを押します。

そうすると、ディスカバープロに、別の画面が立ち上がります。

ディスプレイP_20200706_171735_vHDR_On (1).jpg

走行モード選択画面が出てきますので、エコボタンを選択します。

そうすると、メーターのセンターディスプレイの右上に表示されるミッションの選択表示がD表示より、Eに変わります。

では、走行してみましょう。

EGブレーキP_20200706_081506_vHDR_On.jpg

緩い下り坂を3速で下っている状況です。車速が40km/h,回転数は2000rpmを指しています。

エンジンブレーキが効いていて、エンジンが軽く唸っている状況、

車速も徐々に落ちて行きます。

では、コースティングモードになるとどうでしょうか?

コースティングP_20200706_081530_vHDR_On.jpg

アクセルを踏んでいませんが、車速が徐々に増してきて、60km/h、エンジン回転は,800rpm(アイドリング回転)まで落ちています。

この状態が、コースティングモードと言われる状況です。

仕組みとしては、いわゆるニュートラル走行です。(ミッションのギヤ選択のN状態を作った、惰性走行状態です。)

惰性に下り坂のエネルギーを利用した、低燃費機能の1つです。

緩い下り坂の高速道路などでは、非常に有効的なモードです。なんせ、アイドリングの回転数でしかも惰性で走行が出来るのですから。

ただ、注意点があります。!

山岳地帯での長い下り坂などでの使用は、どんどん加速していくので危険ですから、あまりお勧めできません。

使用できる道路状態を運転者が、選ぶ必要性があります!

おさらいです。

?エアコンパネル左下のModeボタンを押し、ナビのディスプレイ上に出てきた走行モードボタンで、エコを選択して走行します。

?アクセルを踏んで加速した後に、アクセルペダルから足を外すと、コースティングモードに切り替わります。

?コースティングモード中にブレーキを踏むと、エンジンブレーキが掛かり、車両は減速を始めます。

?また、少しアクセルを踏んで、離すと、コースティングモードが開始されます。

このパターンで車側の仕組みを覚えてしまうと、燃費を伸ばせる走行ができます。

走行モード選択画面表示でのご案内 

エンジンを一旦切り、再スタートした際には、メーターのセンターディスプレイでは、D表示、制御は通常走行モードですが、

ディスカバープロの走行モード選択画面上では、エコモードのままになってしまいます。

これは、故障では有りませんので、安心してください。

これには理由があります。同じ車を複数の方々で使用した際に、前の運転していたドライバーが

選択した好みがわかるようになっています。そのまま、前のドライバーの好みを残してしまうと、

運転した時に違和感を感じてしまう為、エンジンを一旦切り、掛け直した時は、車の制御はノーマルモードに戻る仕組みです。

この制御は、ドイツの法律に基づいた仕組みを残して、安全性を高めています。

皆さんも、機会がありましたら、試してみてください。

では、また・・・

HM 支店長

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