Staff Blog

2021/01/25

冷却水は、定期交換が必要です!

みなさま、こんにちは、VW東名横浜です!

いつもVW東名横浜の支店Blogをご観覧いただき、誠にありがとうございます。

引き続き、感染予防対策は、強化してまいりますので、

ご安心して、お来店ください。

今回は、冷却水のお話です。

Polo R- lineの場合は、エンジンフードを開けて左側に、

冷却水のリザーバータンクが設置してあり、この中に予備の冷却水が充填されています。

冷却水は着色をしており、エンジンの冷却を目的とする液体です。

エンジンは、アルミニウム合金や、鉄、冷却ホースには合成ゴム、樹脂などを使用しているため、

防錆、腐食防止、沸騰しにくいVW車専用の液体を使用しています。

LLC タンクIMG_0298.JPG

お客様自身が、運行前点検で、冷却水レベルを確認する際には、

いくつか、注意事項が有ります。

注意コーションIMG_0299.JPG

タンク側面には、三角形の注意書きが書いてあります。

危険! 

冷却水タンクキャップ

暖機時に開閉すると高温高圧の水蒸気が噴出します。

そうです、開けないでください!

冷却水のレベルを確認する時には、側面の液面で確認してください。

tank.png

 Minの横のラインより、上限の点線のラインの範囲に入っていればOKです。

冷却水のレベルを安全に確認するポイント!

・エンジンが冷えている状態で確認をする。

・冷却水が、減っていて補充する場合も同様です。

冷却水漏れの故障などで、どうしても補充する場合。

エンジンルームの下をのぞいた時に、ポタポタと雫がはっきり確認できるレベルの場合は、

無理に補充をせずに、レッカー車で車を搬送しましょう。

キャップを開けて確認する時は・・・

・エンジンを止めて、冷えるのを待ちます。

・雑巾を二枚ほど折りたたんで、タンクキャップを掴み、ゆっくりと少しずつ反時計方向にまわしていきます。

すると、シューッと音がしますので、少し回して止めて、音がしなくなるのを確認して、少し緩める。

これを数十回、タンク内の圧力が完全に抜けるまで行います。

完全に圧の抜ける音がしなくなったら、キャップを外し、点線のレベル補充します。

読んでいるだけで、ドキドキしますね、本当に危険なんです!

ですので、お勧めは出来ません!正規ディーラーにお任せください。

冷却水の交換時期は・・・

初回の車では、3年目の車検のタイミングで交換、次は2年毎です。

LLC IMG_0379.JPG

当工場では、専用の冷却水チェンジャーを使用し交換作業を行っています。

左のシリンダーに入っているのが、新しい冷却水、

右のシリンダーに入っているのが、劣化した冷却水です。

3年使用すると、薬剤の劣化が進み、防錆効果が低下するので、交換が必要です。

いかがでしたでしょうか? とっても重要な役割を持っています。

冷却水の補充や、警告灯が点灯した場合は、まずご連絡ください。

VW東名横浜サービスでした。

HM 支店長

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