2020/07/14
アドバイザーがタイヤ交換を勧める訳
みなさまこんにちは!
今日は気温が下がって、すごしやすい気温ですが、体調を崩しやすい季節なので、
体調管理には十分気を付けてすごしましょう。
今日はタイヤのお話です。
タイヤって、ドーナツ????みたいな輪っか部分をよく見かけますが、重要なのは普段見かけない接地面です。
タイヤが無いと路面とのグリップが出来ずに車を進める事が出来ません!
皆さんが普段履いている靴と比べると、靴底に当たります。
すり減っていると、雨で滑って転倒なんて事もあります。
では、タイヤにも種類がありますので、簡単にご説明いたします。
こちらは、快適性と高速安定性を融合した夏タイヤです。(Michelin Primacy Selfseal )
接地面に溝が施されています。この溝は、雨天走行時の路面の排水性能に大きくかかわります。
更に、タイヤノイズにも密接に関係しています。
このMichelin Primacy シリーズは、濡れた路面にもオールラウンドに使用できるタイヤで、
スポーツ走行と静清性、排水性のバランスの取れた種類です。
この溝が細かく増えると、走行ノイズが低減されます。
更に、セルフシールは接地面の貫通傷による空気漏れが緩やかになり、その場での応急修理タイヤの交換手間を軽減します。
次は、スポーツ走行タイヤの紹介
直感的な走りを愉しむダイナミックグリップ スポーツタイヤ Micheline Pilot Sport 4 です。
特徴は、
・フォーミュラEでも使われるテクノロジーを採用したウエット&ドライ性能
・ドライバーの意思を伝える優れたコントロール性能と応答性能
・深い黒色が特徴の洗礼されたプレミアムタッチで外観を演出。
スポーツ走行向きのタイヤです。
タイヤの内側はどうでしょうか?
上がPRIMACY Self sealの所以である、茶色いシール材です、触るとベトベトしていて、貫通した釘で開いた穴の空気漏れを最小限に止めます。
下側が、Pilot Sport 4の内側で、すっきりとした印象で、軽量化が伺えます。
快適性とスポーツ性の2種類のざっとした内容でした。
本題のタイヤ交換を勧める理由ですが、タイヤは性質上劣化を避けられません。
ゴムですので、新品と1,2年経過したタイヤでは、しなやかさが変わります。
劣化でタイヤが固くなると、ひび割れが目立ってきて、グリップ力が低下しますので、タイヤの溝があっても交換を勧めます。
* 走行によりたわみ、発熱、オゾン、紫外線など様々な要因が影響しあってゴムの層が劣化してひび割れが発生します。*
次は、摩耗による交換のお勧めです。
画像に様に、タイヤの溝の中に使用限界を知らせるスリップサインが有ります。(Michelin文字の左側のにあるでっばり)
このサインの高さは1.6mmとなっていて、車検などの保安基準で示されており、このサインと接地面がつながったタイヤは、
道路交通法で使用してはいけない規定があります。(車検が通りません)
また、すり減ったタイヤのリスクは、いろいろとあります。
・雨天走行での排水性が極端に低下するので、スリップしやすく、大変危険です。(ハンドル操作不能に!)
・タイヤの摩耗により、騒音が増加します。(ゴーゴーとうるさくなります。)
・摩耗した事により、振動が発生しやすくなります。(ハンドルがブルブルと震えます、バランス不良)
・パンクしやすくなります。(異物を貫通しやすくなります。)
また、タイヤのサイドウォール(横面)に亀裂や、ポコッとピンポン玉の様に変形したタイヤは危険ですので、交換が必要です。
原因は、縁石や窪みなどにタイヤを強くぶつけた際に発生します。
タイヤ内の骨となるコード切れたり、ゴムとコードが剥がれて弱くなり、風船の様に膨らみます。
気づかずに高速走行すると、最悪はタイヤがバースト(破裂)するケースもありますので、大変危険です!走行前にチェックが必要です。
と、様々な理由がありますので、アドバイザーがタイヤ交換のお勧めしたときは、安全性を考慮して交換時期と考えてください。
まとめます。
? タイヤは、溝が残っていても、年月が経過したタイヤは交換しましょう。(グリップが低下しています。)
? すり減ったタイヤは滑りやすいので、交換しましょう。(雨天のマンホールなどは危険です!)
? 縁石などで強くぶつけた場合は、走行前に、亀裂、膨らみが発生していないか確認しましょう。(バーストは重大事故に発展します!)
改めて考えると、世の中で走行している車は、タイヤが支えています! ですので、高い買い物ですが、非常に重要で、安全性には代えられません!
と、タイヤの交換を勧める理由でした。
ウインターシーズン前には冬タイヤのご紹介をいたします・・・