ゴルフGTIの歴史
1976年初代ゴルフGTIがデビューしました。
総生産台数は約462,000台
当時は「ゴルフGTIスタディ」と命名されたそのモデルは
観衆の大喝采を浴び、即座に5,000台の限定生産を決定しました。
76年半ばに販売が始まると、更に人気が沸騰。
予定の10倍以上の注文が殺到したのです。
1983年に2代目のゴルフがGTIデビュー。
総生産台数は628,000台
日本での販売台数は4,427台
ゴルフとして初めて200km/hオーバーの最高速を実現。
日本でも1987年から販売が始まり、
スポーツハッチバックの絶対的ベンチマークとして
人気を博しました。
1991年3代目のゴルフGTIが誕生です。
総生産台数は327,000台
日本での販売台数は4,939台
3代目のゴルフはリサイクルを含めた環境対策や
進んだ安全テクノロジーで社会的にも注目を浴びたクルマです。
ABSやエアバックなどいち早く標準化するなど
時代をリードするプレミアムコンパクトカーという立場を
さらに鮮明にしました。
1997年4代目のゴルフGTIが誕生
総生産台数は161,000台
日本での販売台数は15,719台
この時代のGTIは、
赤いストライプやハニカムグリルといった
視覚上のアイコンをあえて採用せず、
通常のゴルフとの相違点は、
ホイールやエンブレムなどに限られていましたが、
インテリアではレカロ製スポーツシートを奢るなど
「スポーティーなキャラクターと、
プレミアムなクオリティを備えたゴルフ」という位置づけは
明確になっていました。
ここでちょっと休憩です。
文章ばかりだと読んでいて疲れてしまいます。
こちらが歴代ゴルフGTIのスペック表です。
2003年5代目のゴルフGTIの誕生です。
総生産台数は128,000台
日本での販売台数は16,753台
成功作だった4世代目のプラットフォームから
全面刷新したゴルフ5は、直噴ガソリンエンジンや
マルチリンクタイプのリアサスペンションを
初めて採用した意欲作でした。
『GTI is back』というキャッチコピーに象徴されるように
デザイン面でもスポーツ性においても偉大なるGTIの
系譜を完全に受け継ぐモデルとして
5代目は企画されたのです。
2008年秋に6代目のゴルフGTIデビュー。
総生産台数194,000台