2021/02/05
世界で愛されるハッチバック「GOLF」
皆さんは「ハッチバック」と聞くと、どのクルマをイメージしますか?
ハッチバックの歴史を辿ると、世界初のハッチバックは1961年発表の「ルノー・4」というクルマと言われています。
その13年後、1974年に「初代GOLF」が誕生しましたが、実は長い道のりを経て誕生しました。
1940年代、スマッシュヒットした「TYPE 1(初代ビートル)」も1960年代になると、スペース・ユーティリティの悪さや、リアエンジンリヤドライブによる高速走行時の不安定さ、空冷エンジンの騒音等、時代のニーズ応えられなくなってきました。
そこで、フォルクスワーゲンは後継車開発を始めます。
その後、RRレイアウトですがビートルより室内の広い「TYPE3」が発売されましたが、ビートルほどの人気は得られませんでした。
それまで、「ビートル」に頼りきりだったフォルクスワーゲンは経営不振に陥ります。
それでも後継車の開発を模索していたフォルクスワーゲンは、現イタルデザイン「ジョルジェット・ジウジアーロ」に新型車のデザインを依頼、ビートルとは打って変わり、前輪駆動、フロント横置き水冷エンジンを搭載した「初代GOLF」が誕生し、広くて使いやすくよく走る安全なクルマとして瞬く間に多くの人々より高い評価を受け、今に至るまでハッチバックの定番として世界中で愛されるようになりました。
そんなGOLFも7代目となりました。
世代が変わるごとに進化を遂げる「GOLF」
初代ゴルフ・・・質実剛健なFFハッチバック 「横置きFF」というハッチバックの基本形
GOLF2・・・快適性の向上 ABS搭載
GOLF3・・・安全環境性能の向上 エアバッグ搭載、水溶性塗料使用
GOLF4・・・さらに高品質に ESP、ISOFIX、6速DSG搭載
GOLF5・・・走行安定性の向上 レーザー溶接、マルチリンクサス、TSIエンジン、乾式DSG搭載
GOLF6・・・環境と走りのバランス 1.2TSIエンジン、BlueMotionTechnology、音響センサー、消音ガラスの採用
GOLF7・・・MQB(部品共有化)、ACC(追従式クルコン)、レーンアシストの採用
さて、次のGOLFはどんな進化を見せてくれるのでしょうか...