2020/07/23
アルミモールコーティングのお勧め
みなさまこんにちは!
本日はせっかくの4連休ですが、朝から雨が降っています
運転される方々は、視界が悪くなるケースもありますので、十分注意してください。
そらから、すり減ったタイヤは、滑りやすく危険です!早めに交換しましょう。
今日は、モールコーティングのお話です。
ヨーロッパ車に良く使われている、アルミのモールですが、独特の光沢が高級感漂います。
しかし、月日が経過してくると、白い染みの様な模様が発生します。
結構これが、悩ましいんですね、白い錆の様な物
以前、メーカーにも聞いた事がありました、何故、日本車ではならないのに欧州車はこうなってしまうのか?
メーカー曰く、ヨーロッパは、車に限らず、様々な材質をリサイクルしています。
環境問題に対する考え方は、日本以上と言えるでしょう。
アルミだけではなく、他の金属や部品も当然リサイクルするが、表面に腐食に対する加工を行うと、環境に悪影響を与える観点より
表面にはアルマイト処理を行っているとの事でした。
見た目も大事ですが、環境を第一に考えて作られている考え方なんですね。
アルマイト処理には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
アルミの表面に酸化被膜を形成させる事で、硬度が上がり、傷がつきにくくなります。
また、形成された酸化被膜は、無色透明で、材質の質感を落とさず、様々な色に着色できるメリットがあります。
でも、白くなってしまっては・・・
以前ご紹介させていただいた、ボディーのコーティングと同じ考えで、アルミのモールにもコーティングが可能です。
こちらが、コーティングを未実施のモールです。水玉が歪で、ベタっとしている感じです。
こちらは、ガラス被膜のコーティングを施工したモールです。
このように一目瞭然で、水分がアルミに浸透せず、水の弾きが異なります。
いかがでしょうか? 水玉が丸く撥水しているのが分かりますね。
走行すると、風圧で、水玉は吹き飛んでしまいます。
この、コーティングは、アルミの材質を様々な腐食の進行から遅らせて守ってくれます。
アルミのモールを綺麗に保つには?
一番は、ガラスコーティングですが、清掃時にアルカリ性の洗剤の使用はお勧めできません!
表面の酸化被膜を壊して、腐食の進行を進めてしまいます!
海水や、セメント、黄砂などにもアルカリ成分は含まれますので、様々な成分を含んだ雨は、避ける事が出来ません!
アルミモールの表面をゴシゴシ磨くのも、酸化被膜に傷をつけて、腐食を進行させてしまうのでNGです。
一番良いのは、定期的な清掃と、保護するためのコーティングが、腐食の進行を遅らせるのに有効です。
みなさまも宜しければ、お試しを・・・