2025/06/29
マニアックネタかも・・・
皆様こんにちは!
ビールに合う夏野菜が出始めてきて
喜んでいるサービスアドバイザーの佐々木です。
ちょっとマニアックなネタかもしれませんが
お付き合い下さいませ。
さてトップ画像は何だかお分かりでしょうか?
普段はなかなか目にする事の無い部品です。
分かった方はエンジンを分解したことが有るかと・・・
(クルマ屋以外はあんまりいないと思いますが 笑)
部品全体はこんな感じの棒です。
この棒はエンジンの燃焼室に混合気を吸入するバルブを動かすインテークカムシャフトになります。
どうやってバルブを動かすのかというと
棒の途中におにぎりのような形をした三角形が見えます。
この三角形が回転しインテークバルブ(吸気弁)の上端を押してバルブを開けます。
バルブが開くと燃焼室に混合気が入っていきます。
(言葉での説明が難しい・・・)
もちろんエキゾースト側(排気)にも同じようにカムシャフトとバルブ(排気弁)が有り
燃焼が終わったガスを排気します。
詳しく説明を始めると長くなりそうなで止めときます。
久しぶりにカムシャフトを見たなぁと思ってじっくりと見ていたら
私が35年以上前にエンジン分解して見てたカムシャフトと何だか違う・・・
昔のカムシャフトは棒だけでプーリーは別に取付けていましたが、最近のはプーリーが一体化していました。
(トップ画像のギザギザの付いた円形のところです)
で、このプーリー(カムシャフトアジャスター)が大活躍をしています!
回転数や負荷等に応じて吸気・排気バルブタイミングを最適化し燃焼効率を上げます。
燃焼効率が上がると出力・燃費が良くなります!
若かりし頃に馬力アップをしたくて燃費は考えずに
作用角の大きいカムシャフトを組んでエンジンの特性が変わってしまい乗りづらかった思い出が・・・(汗)
エンジンの部品について話し始めるとマニアックになりすぎて皆さんを置き去りにしてしまうので
このへんで止めときます。
これからまだまだ暑くなりますので
お身体には気をつけてお過ごしください。
それではまた!