2016/11/30
ビートル、グローバルラリークロス選手権連覇!!
こんにちは、サービステクニシャンの庄司です。
今日は海外モータースポーツの話題です。
北米で開催されているグローバルラリークロス選手権において、フォルクスワーゲン・ビートルGRCを駆る元F1ドライバーのスコット・スピード選手が、昨年に続いて2年連続でドライバーズチャンピオンに輝きました。
フォルクスワーゲンビートルGRCは2014年にグローバルラリークロス選手権(GRC)にデビュー、当初1.6リッターだった4気筒TSIターボエンジンは、昨年から2リッターに排気量がアップされ、今季は最高出力が544hpから560hpにパワーアップしています。
ラリークロスとは、サーキットレースのダートトラック版と言えるもので、特設のダートトラックを複数のマシンで同時に走行して順位を競う競技です。
スコット・スピード選手が所属するチームは、アメリカンモータースポーツ界を代表する人物の一人であるマイケル・アンドレッティ氏が率いるワークスチームのアンドレッティ・オートスポーツで、チームからはもう一人、2011年と2012年のGRCチャンピオンであるタナー・ファウスト選手も出走しています。
今季は10月の最終戦ロサンゼルスを迎えた時点でタナー・ファウスト選手がランキングトップ(4勝)、スコット・スピード選手が2位(3勝)となっていましたが、最終戦で逆転、スコット・スピード選手が2年連続でドライバーズチャンピオンを獲得、アンドレッティ・オートスポーツもチームタイトル2連覇を成し遂げました。