2018/07/19
パイクスピーク優勝!!
こんにちは!サービステクニシャンの庄司です。
去る6月24日に開催された『第96回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』(PPIHC)において、
フォルクスワーゲンレーシングが開発したEVレーサー『I.D.Rパイクスピーク』がコースレコードで優勝しました。
パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(以下、PPIHC)は1916年に第1回が開催され、
今年で96回目を迎えるアメリカの伝統的なヒルクライムイベントです。
このイベントはアメリカ・コロラド州コロラドスプリングスに位置する標高4302mのパイクスピークにある、
全長19.99km、コーナー数156を数える登山道をどれだけ速く走れるかを競うもの。
2011年まではコースのほとんどが未舗装でしたが、2012年からは全面舗装されています。
フォルクスワーゲンレーシングでは2017年10月からPPIHC専用のEVマシンを開発、
完成したのがI.D.Rパイクスピークです。
車両重量1130kg未満の車体に2基のモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載したマシンで、
最高出力680ps、最大トルク649Nmを発生、0→60マイル加速はF1マシンをも凌ぐ2.25秒と公表されています。
ドライバーはルマン24時間耐久レース優勝者であり、2016、17年のPPIHC総合優勝者でもあるロマン・デュマ選手が担当、
2013年大会でセバスチャン・ローブ選手がマークした8分13秒878というタイムを16秒以上も短縮する7分57秒148という驚異的なコースレコードを樹立して優勝しました。