2025/05/15
近藤のランチ健康生活49
皆様こんにちは。
ランチ健康生活第49回目でございます。
最近チェーン店のファミレスでは配膳ロボットが走り回っています。
あの配膳ロボットは所謂、人件費の節約であるという名目なのが大きいと思うのですが、それ以外にも様々な効果があると思っています。
例えば、配膳ロボットの愛嬌についてです。
ロボットに対する我々の認識って、一種の愛玩動物に向けるものと同じであると思っています。
犬とか猫とかの、ペットに向ける感情ということです。
見た目とかも猫型っぽく出来てますし。
つまり、人間に対して向けるような複雑な感情ではないというのがポイントです。
人間は、同じ人間に対して何かをお願いするときには、個人差こそあれど、「この程度は出来て当たり前だ」という前提で話します。
そして、期待から外れた場合、「こんなことも出来ないの?」怒りや悲しみなどの感情が出てしまいます。
しかし、愛玩動物に対して、ハナからそんな複雑感情など抱かず、期待もしません。
もしも期待外れだとしても、「まぁ出来なくても仕方がないよね、ていうか可愛いね」という気持ちで済みます。
こういった、人の感情を無駄に逆撫でしないという点に優れています。
更に、配膳ロボットは一般に性格のあまりよくない方にも配慮をさせてしまう魔力があります。
どういうことかというと、ファミレス勤務の人に対し、無駄に当たり散らかしたり、料理を運ぶ、片付ける人の邪魔をするようなお客さんも実際いるというデータがあります。
しかし、配膳ロボットにした場合、こういった問題がほとんど解決するようです。
何故かというと、先ほどの感情のように、ロボットに嫌がらせをしても、人の気は大して晴れないからです。
無機物に当たり散らかしても虚しさの方が勝つ場合が殆どでしょう。
更に、仮にロボットに嫌がらせをして、破損させてしまった場合は修理への請求が発生するリスクもあります。
修理費は数100万以上かもしれませんので、事を荒立てたくないという気持ちが優先されます。
ロボットが配膳で通路を通っている時と、人間のスタッフが通っている時、どっちの方がお客さんが道を譲ったり配慮をしているかというと、圧倒的にロボットに対しての方が多いです。
人間に対して同じことをしても、人間は自然治癒してしまう生き物なので、ケガをしたり心に傷を負っても修理(治療)費用も何も保証されないことも多