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2019/01/14

はちみつ色した猫の国。

『マルタ?どこそれ?どこの国?』

周りの人たちほぼほぼ皆に、そんな台詞を言われながら、

年末年始休暇を利用してマルタを旅してきました。

マルタ共和国はイタリアのシチリア半島の南、地中海に浮かぶ小さな島国で、

マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の主な三島からなる美しい自然と長い歴史のある国。

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日本から直行便は出ていないので、ドバイ乗り継ぎのラルナカ経由で、移動時間21時間。

なかなか遠いっ!

機内ではもっぱら寝てましたけど、経由地のラルナカで寝ぼけて飛行機降りそうになって、客室乗務員さんに慌てて止められました。

てかラルナカって、どこの国??

国土が小さく、東京都の半分位の面積のマルタですが、街が丸ごと世界遺産の首都バレッタはじめ、静寂の古都イムディーナ、カラフルな漁船がひしめく港町マルサシュロック、おもちゃみたいにかわいい街シュレンディなどなど、見どころのとても多い国でした。

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首都バレッタ。難攻不落の都市となるよう建設された要塞都市。

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街並みは島全体だいたいこんな感じ。
建物は島で取れるマルタストーンという石灰岩で建てられています。
夕陽に照らされると、街全体がハチミツ色に輝いて素敵。
ぶらぶら歩いてるだけで、女子力がアップしちゃいそうですわよ。

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バレッタにある聖ヨハネ大聖堂。
聖ヨハネ騎士団(のちにマルタ騎士団)によって建てられました。

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外観はシンプルだけど、中は豪華絢爛。呆れるほどに美しい。
日本語オーディオガイドも貸出してくれます。
「地球の歩き方」出てなくて情報が少ないので、とてもありがたい。

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聖堂の床は大理石のタイルで出来ていて、上級騎士たちの墓標になっています。
一つ一つデザインが違います。ハイヒールの方は入れないので注意です。

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有名な天才画家の絵も展示されています。彼もマルタ騎士団に所属していました。

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眺めの良いアッパーバラッカガーデン。正午に大砲を発射します。ドカーン。

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港町マルサシュロック。
カラフルにペイントされたマルタの伝統漁船ルッツが
たくさん浮かんでいます。
サンデーマーケットが開かれ、賑わっていました。
バナナとでかいイチゴを買って休憩。

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フェリーに乗って、コミノ島へ移動。
透き通った青い海。というか透き通りすぎて、船が宙に浮いて見えます。
目が醒めるほど綺麗でテンション上がります。

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街角でカメラ構えてたら、足元を柔らかいものがすり抜けていった。
何?と思ったら猫でした。
マルタにはたくさんの猫たちが暮らしています。
その数70万匹。マルタの人口は40万人なので、猫の方が多い!猫の方が多い!
かつてネズミを退治するために連れてこられた猫たちが、今でも島の人々に大切にされているそうです。
でも、そこまで多くは見かけないような・・(くすぶる疑惑)

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『昼はニャルタ騎士団に化けているニャ。』
ニャルタ騎士団も見かけませんが・・

温暖な気候で治安も良く、人々は穏やか。物価もヨーロッパとしては安く、

パリとかと比べると、ホテルやレストランの料金はとっても良心的です。

おとぎ話のような可愛らしい村や静寂に包まれた町。

中世の街並みがそのまま残り、のんびり散歩しているだけで嬉しくなる街。

島各所に残る神秘的な巨石神殿地下神殿。

うっとりするような美しい海と豊かな自然。

そして街角で出会う、愛らしい猫たち。

小さな国土に魅力がぎゅっと詰まった、地中海の楽園マルタ共和国。

とても素晴らしいところでした。

女性におすすめしたい観光地です。

松田 鉄也 サービスマネージャー

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