2025/04/07
勝手ながら「私がVWをオススメしてきた理由」を伝えていきます①
VWビジネスに携わって20年以上。
いままでお会いしたはじめてのお客様に
「VWのどこがいいですか?」と何度も質問をいただきました。
その都度
・安全性
・クルマへの思想
・デザイン
・メカニズム
・環境への取り組み などなど
をお伝えしてきました。
そんな中でも自分が乗ってきたVWを回想しながら、その時代時代での
「私がVWオススメした理由」を今後少しずつお伝えしていきます。
第一回目は「ゴルフⅣワゴン」です。
とにかくボクシーなデザインに個性があった1台です。
またボーラと呼ばれたゴルフセダンもあり、海外ではボーラワゴンも存在していました。
ゴルフシリーズが誕生から25年、多くの限定車も登場してきたのもこの頃です。
かの有名なピエヒ会長は、VWを復活させるべくゴルフシリーズには相当の気合いが入っていたと当時の資料にも残っているようです。
一例としてボディ剛性を高め、ボディパネルの隙間をこのクラスではありえないほどまでに実現しました。
のちの「ゴルフ=質実剛健・精密」というイメージを浸透させるには十分でした。
エンジンやトランスミッションはまだまだ平均的な性能から抜け出ていませんでしたが、
ゴルフは見た目からも高品質なクルマとしてのイメージを勝ち取ったターニングポイントであったと思います。
これがゴルフとボーラの間違い探しのような一枚です。顔つきがボーラの方が
シャープ、ゴルフの方が柔和でした。個人的にはボーラワゴンの方が好みでしたが
日本には導入されずなのが惜しかったかと。日産さんでいるシルビアと180SX
のような関係(?)でした。