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2021/05/25

ヘッドライトのお話し

いつもVolkswagen草加をご利用いただきありがとうございます

ヘッドライトの進化について少々お話ししたいと思います

現在市販されている車両のヘッドライトシステムは下記3つです。

1.トップ写真のハロゲンバルブ方式です。このシステムは白熱電球と同様にフィラメントに通電し発光させます。内部に封入されているハロゲンガスにより、高温にできるため明るくなります。

導入されたのは1970年代後半から。

キセノン.jpg

2.キセノンバルブ(HID)

石英ガラス管内に封入された水銀とアルゴンガスに電気を供給することで発行するシステムです。基本原理は蛍光灯と同じなので消費電力が少なく寿命が長い。点灯後、明るくなるまでに時間がかかるので、最初に大電圧をかけて立ち上がりを良くしています。

導入は1990年代後半から。

LED.jpg

3.LED

発光ダイオードに通電させることで発光します。省電力で長寿命さらに明るく低発熱。衝撃に強く小さく出来ることもあり現在は主力になっております。ネックは高価格

導入は2007年頃から。

IQ.LIGHT.jpg

そして最新のライトシステムは『IQ.LIGHT』

フロントカメラで対向車や先行車を検知しマトリックスモジュールに搭載された片側22~32個のLEDを個別に点灯・消灯の制御により、最適な配光を可能にします。作動は30Km/hでスタートし20Km/hまでキープします。

新発売のPassatとTiguanに搭載されています。間もなく発売予定のGolfにも搭載予定なのでご期待下さい

VW草加 アシスタントスタッフ

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