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2024/04/05

自動車のなぜなぜなーに?(2)

いつもVolkswagen調布のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今回もお客様と接客している時によく聞かれる事について調べてみました。

それは、「なんで輸入車はハイオク仕様がほとんどなの?」です。

確かに輸入車、とくにヨーロッパ車はハイオク仕様がほとんどかと思います。

ちなみになんで「ハイオク」と言うか知っていますか?

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(こちらはディーゼル車)

答えはハイオクタン価です。ハイ(高い)+オクタン価なんです。

オクタン価とは、自己着火のしにくさ、ノッキング(異常燃焼)のしにくさをあらわす数値のようです。

オクタン価が高いほどノッキングは起こりにくく、ノッキングしないということはエンジン内で正しく燃焼している

ことになります。

日本ではオクタン価によって、レギュラーガソリンとハイオクガソリンがあります。

レギュラーガソリンはオクタン価が89以上、ハイオクガソリンは96以上と決められています。

一方、ヨーロッパにはレギュラー(オクタン価91)、レギュラー・ミディアム(95)、プレミアムガソリン(100)となっております。

ヨーロッパではレギュラーガソリンが置いていない場合もあり、ミディアムガソリンを指定するクルマが多いようです。そのため、日本のレギュラーではオクタン価が足りない為、ハイオクガソリンを指定することになるようです。

だから輸入車は「ハイオク仕様」なんですね!

ちなみにレギュラーを入れると本来のポテンシャルを発揮できず、燃費も悪化してしまう場合がありますので、「ハイオク」を入れてあげましょう!