2025/11/28
オールシーズンタイヤ
こんにちは、サービス部の衣川です。
だいぶ気温も冷え込んできて、冬用タイヤへの交換作業も増えてきました。
ということで、
今回はオールシーズンタイヤについて調べてみました。
オールシーズンタイヤとは、季節を問わず使用できる全天候型のタイヤのことです。サマータイヤとスタッドレスタイヤの概ね中間の走行性能を持っているため、通年で使用できる利便性が特長といえます。
多くのオールシーズンタイヤは、タイヤ側面のサイドウォールに「M+S(マッド&スノー)」マークが表示されており、ぬかるんだ道や冬場の急な降雪にも対応可能です。
(オールシーズンタイヤの注意点)
オールシーズンタイヤは、夏タイヤとスタッドレスタイヤの中間的な性能を持ち、年間を通じて様々な気象条件に対応できます。しかし、この利便性には限界性能が存在することを理解しておく必要があります。例えば、凍結した道路ではスタッドレスタイヤに比べてグリップ力が劣るため、走行には注意が必要です。各メーカーが提供するタイヤによって性能のバラつきがあるため、注意深く選ぶことが重要です。
(地域と使用環境に合わせた選択)
オールシーズンタイヤを選ぶ際には、地域と使用環境に合わせた選択が求められます。例えば、雪が多い地域では冬季のパフォーマンスが求められるため、雪道でのグリップ力やブレーキ性能が高いものを選ぶと良いでしょう。一方、都会や暖かい地域では夏の耐久性や燃費性能に優れたタイヤが適しています。また、価格についても考慮する必要があり、寿命やコストパフォーマンスを比較検討することが大切です。オールシーズンタイヤを選ぶ際には、自分の使用条件に最適なものを見つけることが重要です。
(オールシーズンタイヤに向いている環境)
オールシーズンタイヤは、降雪量や降雪頻度が少ない環境に向いています。このような地域では、スノーレジャーや帰省で豪雪地帯に出掛けることがない限り、オールシーズンタイヤで問題ないと思います。
反対に、豪雪地帯や気温が-10℃以下になる環境では適していないといえます。
サマータイヤとスタッドレスタイヤの交換に要する手間や費用を減らしたい方にとって、オールシーズンタイヤは便利な選択肢です。車の使用環境や使用条件に応じて、オールシーズンタイヤの装着を検討してみてください。