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2020/09/18

タイヤ交換

タイヤを交換したことがありますか??

私はこの業界に入るまで経験がありませんでした

職種としては事務なのですが

入社して1年目にサービスの研修があり

日常点検や消耗部品の交換

トラブル時の応急処置などを学びました

最近のタイヤは高性能で突然のパンクが少ないため

自分で交換しなければならない状況が少ないですよね

ですが!

タイヤのトラブルに見舞われる可能性が

ゼロではありません!!

タイヤ交換を一緒に学んでいきましょう

タイヤ交換 スペアタイヤ.jpg

(スペアタイヤ確認中)

フォルクスワーゲンのタイヤ交換は

日本車の場合と異なります

日本車の場合は、車の側からボルトが出ていて

そこにホイールの穴を差し込むようになっているものがほとんどです

しかしフォルクスワーゲンをはじめとする輸入車では

車の側にネジ山を切った穴が開いていて

そこに「スタッドボルト」と呼ばれるボルトを締め込んでいく

というタイプが主流を占めています

タイヤ交換 外れた状態.jpg

(タイヤが外れた状態)

タイヤ交換 スタッドボルト、ゴム.jpg

(外したスタッドボルト、ハブボルトキャップ)

【 スタッドボルトを使用する利点 】

ボルトを締める時の安定性が高い

ホイール自体はハブの中央部分で支えるため

ホイールが斜めになったり、グラグラ動いてしまったりという

不安定さがありません

ナットで締め込むタイプに比べて、精度が高い

ナットタイプに比べて、ネジ山が切ってある部分の面積が広いために

実現できる利点です!

締め込んだ時に、車体とボルトの接触している面積が広いということです

同時に、ホイール全体をハブ中央で支えていることも

重要なポイントです!!

特に高速になればなるほど、中央部分で支えていることが

ホイールへの負担を軽減してくれるのです

反対に難点としては

脱着のしにくさです

一旦ボルトにホイールを引っ掛けて作業をすることができず

ホイール自体を支えながら穴を合わせるという作業なるため

慣れていないと大変です

タイヤ交換 タイヤ持ち.jpg

私は日本車でタイヤ交換をやりましたが

それでも、ボルトに引っ掛けるために持ち上げる作業が重くて大変でした

たとえ、少し面倒でも

安全を優先して採用されているスタッドボルトです

「 手軽さよりも確実な安全性を選ぶ 」

フォルクスワーゲンの妥協のない車づくりのひとつです

なかなかご自身で交換する機会はないかと思いますが

少しでも興味を持っていただけたら幸いです

フォルクスワーゲンのこだわり

存分に味わっていきましょう