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2023/06/01

テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#3

皆様こんにちは

第3回サービスブログ!時期に合った内容をお伝えしていますが、「これって何」「こんな事知りたい」などご意見も募集しています

皆様と繋がっていきたいです

Volkswagen倉敷笹沖"テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL"

少しでも車を好きになってもらえたらいいなと思っています

今回はバッテリーについてです

夏になるとバッテリー上がりのお問い合わせが増えてきます。エアコン使用によっては電力消費が大きくなり弱ったバッテリーだと電力供給に耐えられないからです

皆様とバッテリーについて情報共有できればと思います

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車のバッテリーの役割としてすぐに思い付くのはエンジンを始動させる事ではないでしょうか。それも勿論大きな役割ですが、バッテリーは車のあらゆる電子機器に電気を供給するという役割もあります

車に搭載されるコンピューターは10年前と比べて約6倍に急増しています

Start/Stopシステムやブレーキエネルギー回生システムを搭載した車はバッテリーとの繋がりがとても深くなっているのです。

より耐久性や寿命を求められるようになった車のバッテリー。

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現在の純正バッテリーは、補水なしで寿命まで能力を発揮出来るように進歩しています

ここで、少しマニアックなお話になりますが・・・

VolkswagenではAGM(ガラスマットタイプ)とEFB(強化タイプ)の2種類を車両に応じて搭載しています

AGMバッテリーは振動に強く、液漏れの心配がないのが特徴です。またEFBは低価格というメリットがあります。

また、純正バッテリーは車両にあわせて独自に開発をされているのでサイズや使用などが市販商品とは微妙に異なる場合があります

例としてバッテリーの容量を表す単位のAHを比較すると、規格は60AHですが、フォルクスワーゲンは61AHです。

高性能のバッテリーは高い・・・

皆様はバッテリーも長持ちさせたいと思いますよね

バッテリー寿命に大きな影響を与えるのは使用環境です

長期間車に乗らない(自然放電)

渋滞にはまる事が多い/短い距離しか乗らない(充電不足)

夜間や雨天走行が多い/後つけ電装品が多い(電気使用量が多い)

エンジンを止めた状態でのエアコンやオーディオの長時間使用(充電されない状態での放電)

上記の使用はバッテリーの負担が大きく寿命を短くさせてしまいます。

「乗ってないのに交換が必要なの?」と言われる方も沢山いらっしゃいます。乗ってない方がバッテリーには負担がかかるのですね。

ですが、止むを得ない場合もありますよね

対策として、月に1回は遠出をする1回の走行は10分以上にするなどの方法も有効です

常に化学反応をしているバッテリー。時間と共に内部が劣化していきます

適切な使用でも2年から3年の寿命と言われています

突然のバッテリー上がり...困りますよね。

安心の為にバッテリーは定期的にチェックする事をおススメします

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Start/Stopシステムやエンジンのかかりが悪くなったという症状が出る事もありますが、急にバッテリーが上がる事も増えています。バッテリーの高性能化に加え現在の車両はコンピューターで管理されているのでバッテリーが弱っている分車が補う様に働きますバッテリーが弱っている事を実感しないまま突然エンジンがかからなくなるのです

定期的にディーラーで点検し必要なメンテナンスを受けることでトラブルに遭遇するリスクを軽減する事が出来ますぜひお問い合わせ下さい

ちなみに・・・

バッテリーが上がると

エンジン始動時にメーターなどの電装品が点灯せず、エンジンがかかなくなります。

エンジンがかからなかったら、何度もエンジンをかけようとしないで下さいね

バッテリー上がりの場合、バッテリーに負担をかけ劣化を進める行為なので数度始動を試してみてもエンジンがかかりそうもなければ諦めましょう!

そんな時は慌てずに、

JAFに連絡する

加入している自動車保険会社にロードサービスを依頼する

ブースターケーブルでつなぐ

自動車ディーラーや整備工場連絡する

などの対応があります。連絡先など確認しておくといいと思います

バッテリー上がりと似た不具合もあります

スターターモーターの故障

エンジン始動時に電装品がキチンと点灯しているにも関わらずエンジンが始動できない

ガス欠/燃料ポンプの故障

スターターモーターは作動し警告灯やメーター類が点灯しますが、燃料が供給されないためエンジンが始動できない

など個人では判断出来ないですよね。そこはサービススタッフがしっかり判断していきます

そして、最後にバッテリー交換は専用車両診断システムを持つディーラーで

バッテリー交換は簡単にできるのでしょうか?

確かに以前は自分で行える作業でした

しかし、現在の車両は細部に渡りコンピューターで管理されており誤った交換作業は車両側の重大な損傷の原因となる恐れがあります

加えてバッテリーを交換した事を車両プログラムに認識させないと省燃費性能が100%発揮されません

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フォルクスワーゲン車に長く乗っていただくために、純正バッテリーには2年間の保証が適用されるのもディーラーならではのポイントです

せっかく交換したのも勿体ないと思います

最後まで読んで下さりありがとうございます。

季節の変わり目です。くれぐれもご自愛下さい。

大饗 事務

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