2019/05/07
エアコンからのイヤな臭い、その原因は?
皆様こんにちは、副店長の原です。
いつも当ショールームのブログをご覧いただきありがとうございます。
最近、一段と暖かくなってきましたね
皆様、いかがお過ごしでしょうか
今年は例年よりも暖かかったので、早めに夏用のタイヤへ交換した方が多かったように思います。
さらに、スギ花粉もたくさん飛散しました
スギ花粉は落ち着きつつありますが、最近はヒノキ、イネ、ブタクサなどの花粉症の方も多く、
私も検査してもらったところ、スギのほかマツ、ブタクサにもアレルギー症状があるとのことでした
一年通して油断はできないということですね。
今さらですが、花粉シーズン前にエアコンのフィルターを交換をするのはとてもお勧めです。
今後、点検などの際に相談してみてはいかがでしょうか
エアコンフィルター(ダストポーレンフィルター)は助手席の足もとの奥に装着されています。
さてさて、これからの暑くなるシーズンにお勧めしたい商品はいくつかありますが、
その中でも『エアコン除菌』をお勧めします
しばらくつけていなかったクーラーをつけたらかび臭いにおいがした経験、ありますよね。
ところで、夏に使うエアコン、いわゆるクーラーですが、
どういう仕組みで冷風が出てくるのかご存知でしょうか?
まず、エアコンにはエアコンガスが使われています。
このガスをコンプレッサーで圧縮(液化)、噴射(気化)を繰り返していますが、
この噴射をした瞬間に網目状に形成されている部品「エバポレーター」が冷やされ、
そこを通過した空気が冷風として車内に送り出されます。
このときにエバポレーターを通過した空気は、
冷やされるのと同時に、空気中の水分がエバポレーター表面で凝縮され、水滴が車外に放出されます。
これにより、車内の除湿も同時に行われています。
さっきから何度か登場しているこのエバポレーターという部品、
車の中ではちょうどグローブボックスやエアコン操作パネルの奥側にあり、
出入り口は空気の吸入口と送風口の2箇所だけという、半密閉されたボックスの中に納まっています。
この半密閉というところが曲者で、エアコンの停止と同時に風の流れも止まり、
除湿された水滴がそのまま滞留してしまう為、雑菌の温床にもなってしまいます。
雑菌の温床と化