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2017/12/14

フォルクスワーゲン車の名前の由来

こんにちは

今回は新しいモデル Arteon が追加されましたので名前の由来についてです。

車の名前は、様々な由来を持っています。自動車メーカーが何かひとつのテーマを持ち、それにちなんだ名前を付けることが多いようです。日本車の場合も、そういった例が多いのですが、輸入車、特にヨーロッパ車では、例外も少なくありません。

メルセデス・ベンツやBMW、プジョーなどは、ほとんどのモデルに、数字を中心としたコードナンバーのようなネーミングが与えられています。それで十分に事足りるのですが、やはり長らく愛車として付き合う車ならば、由来のある名前を与えられている方が、愛着もひとしおというものです。

そこでフォルクスワーゲンですが、皆さんは今までにどんな名前のモデルがあったか覚えていますか?ビートルというのは愛称でしたが、これは「カブトムシ」という意味。当時、まだ上流階級だけの贅沢品であった車の中に、国民車として参入したフォルクスワーゲンに対して、少々ひやかしの意味を込めてこう呼んでいたという説もあります。

ちなみにフォルクスワーゲンは、ドイツ語で 「 国民車 」 という意味です。

では、名前の由来になります。

・up !(アップ)

  先代車種である Lupo の真ん中の2文字を抜き取った言葉の遊び

・Polo(ポロ)

  馬術競技のポロと、13-14世紀のイタリア人旅行家マルコ・ポーロに由来

・The Beetle(ザ・ビートル)

  かつての名車 Type1 の愛称であった「ビートル」に由来

・Golf(ゴルフ)

  メキシコ湾流の "Golf Strom" に由来

・Sharan(シャラン)

  ペルシャ語で「王族」を示す "Shah" と "an" を組み合わせた造語

・Touran(トゥーラン)

  旅行 "Tour" と Sharan の末尾 "ran" を足した造語

・Tiguan(ティグアン)

  "Tiger" 「虎」の力強さと、 "Iguana" の粘り強さをイメージした造語

・Passat(パサート)

  メキシコ湾流によって発生する季節風(貿易風)

・Touareg(トゥアレグ)

  サハラ砂漠に住む遊牧民、トゥアレグ族に由来

今回、新しく導入をされた Arteon (アルテオン)の名前の由来

芸術の "Art"と"eon" を組み合わせた造語

"eon"は、今後、フォルクスワーゲンのトップクラスにつけられる名称であり、Arteonがフォルクスワーゲンの新たなフラッグシップであることを表しています。

このように、車のネーミングの由来を知ることは、なかなか楽しいものです。

愛車の名前を聞かれた時に「素敵な車ですね」と言われるような、ちょっとし薀蓄が語れるというのも、カーライフの楽しみのひとつではないでしょうか。

フォルクスワーゲン上尾HPはこちら

上尾2号 営業

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