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2017/02/16

DSG

こんにちわ、サービスアドバイザーの高橋です。 以前勤務していた相模原アベニューでも書き込んだのですが、改めてVW二俣川のお客様に近年のVW車に装着されている変速機DSGトランスミッションの事について少し触れてみたいと思います。 そのDSGの起源は1980年初頭にポルシェが開発したPDKという トランスミッションで実際にレーシングカーのポルシェ962に搭載してレースにも 出ています。 手足を使うマニュアルトランスミッションをベースにシフト操作とクラッチ操作を 自動化したオートマチックですが、変速の為のクラッチが2個付いているのが特徴です。 マニュアルではクラッチを踏んでからギヤを切替えて変速しますが、 DSGは変速時に2個のクラッチが同時に作動して変速を瞬時に完了します。 その為、変速ショックも小さく駆動ロスも少なくて効率的です。
・・・ですが、変速は早かった様ですが電子制御でエンジンの回転を合わせる現在と違い当時はドライバーのアクセル操作任せで逆に変速ショックが大きかったそうです。 構造も複雑になる為に重量も重くなる事から直ぐに通常のマニュアルミッションに戻していました(泣)
(現在の乾式7速DSG) VWは2003年にゴルフ4のR32でDSGを採用しました。 (DSG搭載車は日本未導入) もちろん回転を合わせるアクセル操作は自動になっており ゴルフ5から日本にも導入され皆様にお乗り頂いてます。 まだお乗りになられていない方が居られましたら、 試乗車もあるので是非とも変速の速さとショックの小ささを 体感してみて下さい。

高橋 祐紀 サービスアドバイザー

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